イラスト外注の費用相場と選び方ガイド
最終更新
2026/8/16
公開日時
2026/3/15
「Webサイトにオリジナルのイラストを入れて親しみやすくしたい」「会社案内の表紙をイラストで飾りたい」 そう思って外注を検討したものの、見積もりの仕組みや相場が分からず戸惑っていませんか?
イラスト制作はデザイン費とは異なる料金体系が多く、相場や内訳を知らないと「予算オーバー」や「納品後の追加費用」といったトラブルに繋がります。ここでは、初めて依頼する方が安心して進められるよう、費用相場とチェックポイントを解説します。
用途・種類別の費用相場一覧
イラストの価格は「描くサイズ(範囲)」と「描き込みの密度(工数)」で決まります。以下はイラストの種類とおよその価格です。
種類 | 価格帯の目安 | 主な用途・特徴 |
|---|---|---|
アイコン・カット(小サイズ) | 3,000円〜20,000円 / 1点 | 書籍の挿絵、Webのワンポイントなど |
コンテンツ用(中サイズ) | 5,000円〜50,000円 / 1点 | Webや書籍の図解・人物、背景や複数人の描写あり |
キービジュアル(大サイズ) | 20,000円〜300,000円以上 | ホームページのメインイメージやパンフレットの表紙など |
オリジナルキャラクター | 100,000円〜300,000円以上 | 企業の「顔」となるオリジナルキャラクター。 |
このように価格帯の幅がかなり広いです。制作内容(背景の有無、登場人物の人数、小物の複雑さ、色数など)、イラストのサイズなどで大きく変わってきます。
依頼先による費用・特徴の違い
イラストの価格は依頼先でも価格は変動します。イラスト制作を依頼する場合、クラウドソーシング、個人のイラストレーター、イラスト制作会社の3パターンが考えられます。
クラウドソーシング
費用: 比較的に安価(数千円〜数万円)
特徴: 手軽に頼めますが、クリエイターの知名度やスキルで価格と対応力に差が出ます。
イラストレーター
費用: 安価〜高価格(数千円〜数十万円)
特徴: クオリティや世界観が安定しており、商用制作の慣れがあります。
イラスト制作会社
費用: 高価格(数千円〜数百万円)
特徴: 進行管理費(ディレクション費)が含まれるため割高ですが、管理やサポート体制が手厚く安心です。大量の案件も対応してくれやすいです。
例として「10cm✖️10cmのイラスト1点の場合(人物1名、背景要素なし)」以下のような費用が想定されます。
クラウドソーシング:3,000円~5,000円
イラストレーター:5,000円~10,000円
イラスト制作会社:5,000円~20,000円
こちらの記事もチェック
初めてのイラスト外注|「個人」「制作会社」「クラウドソーシング」どれを選ぶべき?
見積り前に必ず確認すべきチェックポイント
依頼先に見積りをお願いする前に必ず以下の内容と条件を確認しましょう。
作業内容と描き込み量
背景の有無、登場人物の人数、小物の複雑さ、色数などで作業工数が変わります。「どんな内容で、どこまで描き込むのか」を事前に共有しましょう。
修正回数と追加料金
「何回まで無料で修正できるか」を確認します。規定回数を超えた場合や、大幅なポーズ変更等の追加費用はどうなるのか把握しましょう。
利用関係と使用範囲(ライセンス)
二次利用費
「Web用」で買ったイラストを看板やチラシへ使い回す場合、別途料金が発生することがあります。著作権譲渡
自社のキャラクターとして永続的・自由に使いたい場合は、買い取り(基本料の数倍〜)の相談が必要です。
納期と納品形式
短納期(特急対応)は追加費用がかかります。また、「背景透過データ(PNG)」や「レイヤー分けデータ(PSD)」が必要な場合は事前に伝えましょう。
こちらの記事もチェック
【初心者必見】初めてのイラスト発注で見積もり時に伝えるポイントと注意点をやさしく解説!
予算内で納得のいくイラストを頼むコツ
参考画像を必ず見せる
言葉だけの「おしゃれな感じ」はズレの元です。理想に近い他社サイトやイラスト画像を添付して「このタッチで」と伝えると、見積もり精度が上がります。「どこで・いつまで使うか」を明記する
使用用途を絞って伝えることで、クリエイター側も適正な(無駄のない)価格を提示しやすくなります。相見積もりを取って比較する
料金の安さだけで選ばず、修正対応やサポート範囲を含めて総合的に判断しましょう。
まとめ
必ず見積り内容を細かくチェックする
イラスト制作の費用の相場についてご説明してきましたが、内容によっても依頼先によっても費用は変わります。まずは依頼内容を明確にし、依頼先への確認事項をふまえてイラスト制作の見積もりをお願いすること。そして提出された見積もりに不明点がないか、よくチェックして曖昧な点を無くしましょう。
無料のフリー素材も便利ですが、他社とかぶって会社の個性が埋もれてしまうリスクがあります。自社のために描き下ろされたオリジナルイラストやキャラクターは、言葉以上に想いを伝え、お客様の記憶に長く残る効率の良い「ブランディング」です。事前にしっかり条件を揃えて、納得のいく制作につなげましょう。













