イラストを発注する側も安心!依頼時のチェックシート【学習教材編】
最終更新
2026/8/23
公開日時
2026/8/18
イラストを発注するとき、「どんな風に伝えたらいいんだろう?」「デザイナーやイラストレーターさんにちゃんと意図が伝わるかな……」と不安になることはありませんか?
特に、教科書、問題集、ドリル、オンライン教材などに使用するイラストでは、楽しさだけでなく、内容の正確さや分かりやすさも重要です。お互いに「思ったのと違った…」というすれ違いはできるだけ避けたいですよね。
そこで今回は、頼む側も受ける側も安心してスムーズに進められる「イラストご依頼のチェックシート」と「そのまま使える指示書テンプレート」をご用意しました!
これさえ使えば、必要な情報をカンタンに整理できて、やり取りのストレスも一気に減らせますよ。ぜひ発注時のパートナーとして活用してみてくださいね。
頼む側も安心!依頼時のチェック項目
依頼する側がこの項目をあらかじめ用意して渡すと、やり取りがとてもスムーズになります。
だれ向け?(例:小学3年生向け、社会人の資格試験向け)
どこに載る?(例:紙のテキスト+タブレット学習アプリ)
大きさは?(例:5cm角の小さめカット)
色は?(例:カラー、モノクロなど /CMYKで作成)
何点必要?(例:全部で15点)
いつまでに必要?(例:ラフ提出〇月〇日、完成納品〇月〇日)
納品形式は?(例:aiデータとPDF)
資料はあるか(テキストの原稿、参考イラスト・写真)
指示書はあるか(イラスト制作の具体的な仕様とイラストの指示一覧、NGな表現など)
教材イラストの発注時にそのままコピペして使える「指示書(発注テキスト)の文面例」を作成しました。
ぜひ学校教材のイラスト制作にお役立てください。
そのまま使える!指示書の文面テンプレート
以下の内容の指示書の文面例をお使いいただければ、お互いの認識ズレを減らせます。
【件名】学習教材用イラスト作成のご依頼(〇〇テキスト用)
【1. 基本情報】
・対象読者:小学4年生
・使用媒体:紙のドリル(B5サイズ)+WEB学習用マイページ(二次利用あり)
・掲載サイズ:約 5cm × 5cm(カラーカット)
・制作点数:合計 5点
・希望納期:ラフ提出 〇月〇日 /ラフ戻し 〇月〇日 (弊社より修正指示)/最終納品 〇月〇日
・ファイル形式:PSDまたはAI(解像度 350dpiCMYK / 人物と背景はレイヤー分け)
※納品形式や解像度がわからない場合は、使用する媒体や制作会社に確認しましょう。印刷用・Web用など、使用目的によって適したデータ形式が異なります。
・ご報酬・支払い時期:〇〇,〇〇円(税別 / WEB二次利用費含む)/ 納品翌月末払い
【2. イラストの内容・目的】
理科「光の反射」の解説ページに掲載するイラストです。 鏡に当たった光がどのように跳ね返るかを、子どもたちが感覚的に理解できる絵を目指しています。
【3. 具体的な描画指示】
・シチュエーション:男の子が手鏡を使って、太陽の光を壁に反射させて遊んでいる様子。
・強調したいポイント:
1. 鏡に当たった光が「まっすぐ折り返して壁に当たっている」ことがはっきり分かること。
2. 男の子の表情は「実験を楽しんでいる笑顔」にしてください。
・注意点(NG事項): ※光の線が曲がったり波打ったりしないように(学習上の誤解を防ぐため、光は直線で表現してください)。
※人物の服装は季節感を特定しないシンプルな私服でお願いします。
【4. アレンジ・権利について】
・アレンジ:WEB掲載時に、枠に収めるための軽微なトリミング(背景カット等)をお願いする場合があります。
・クレジット表記:あり(巻末に掲載予定)
・進行体制:制作にあたり専門家の監修が入るため、ラフ時点で数回の修正をお願いする場合がございます。
・機密保持:お送りする原稿データは未公開資料のため、取り扱いにはご留意ください。
【5. 添付資料】
・該当ページの原稿テキスト(PDF)
・キャラクターデザインの共通仕様書(過去号のイラストデータ)
【6. 担当・連絡先】
・担当者:〇〇
・連絡先:xxx@example.com / 090-XXXX-XXXX
分かりやすい指示書にするための「3つのプチコツ」
「なぜその絵が必要か(目的)」を一言添える
「楽しそうな絵」だけでなく「光の直進性を理解させるため」など目的が分かると、描く側も構図のアプローチを考えやすくなります。NG例(やってほしくないこと)を先に出す
教材では「事実と違う表現」が一番のNGです。「光を波線で描かないで」「実験器具の向きを逆にしないで」など、事前に伝えておくと修正の手間が省けます。実際のテキスト(原稿)をそのまま見せる
文章とイラストがセットで読まれるため、前後関係がわかる原稿を共有してもらえると、制作側はイメージが一気に湧きやすくなります。
教材イラストでお困りなら
イラサポでは、教科書、問題集、ドリル、児童書、オンライン教材など、教育・学習分野のイラスト制作に対応しています。教材用イラストの制作について詳しくは「教材・児童書イラスト制作」をご覧ください。
教材・児童書イラスト制作について相談する
まとめ
いかがでしたでしょうか?
イラストの発注は、ちょっとした情報の共有や工夫で、仕上がりのクオリティもやり取りのスピードも大きく変わってきます。
教材用イラストを発注するときは、制作前に以下の内容を整理しておくと、制作側との認識のズレを減らし、スムーズに進行できます。
イラストを見る対象者
使用する媒体
サイズ・カラー
制作点数
希望納期
納品形式
イラストの目的
具体的な描画指示
NG表現
参考資料
特に教材用イラストでは、「何を描くか」だけでなく、「そのイラストによって何を理解してもらいたいのか」まで伝えることが重要です。
コピペして使えるテンプレートとちょっとしたコツを活用して、クリエイターさんと一緒に「子どもたちが楽しく学べる素敵な教材」を作っていってくださいね!
この記事が、毎日の発注業務や教材づくりのヒントになればとても嬉しいです。
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