初めてのイラスト外注|「個人」「制作会社」「クラウドソーシング」どれを選ぶべき?
最終更新
2026/8/15
公開日時
2026/3/15
Webサイト、書籍、チラシなどの挿絵で「プロにイラストを描いてほしい!」と思ったとき、最初に迷うのが「どこに頼めばいいの?」という疑問です。
イラストの依頼先は、大きく分けて「個人イラストレーター」「イラスト制作会社」「クラウドソーシング」の3つの選択肢があります。
この記事では、初めての方でも迷わず選べるように、それぞれの特徴やメリット・デメリット、選び方のコツをわかりやすく解説します!
一目でわかる!3つの比較表
まずは、イラストを頼むときに気になるポイントを一覧で比べてみましょう。
比較するポイント | 個人イラストレーター | クラウドソーシング | イラスト制作会社 |
|---|---|---|---|
制作費用 | 比較的安価(人気イラストレーターの場合を除く) | 比較的安価(システム手数料あり) | やや高め(進行管理の費用が含まれる) |
依頼できる量 | 少なめが得意(基本的にひとりで制作) | 基本は1点~少なめ | 大量・まとめ発注が得意(チームで分担して制作) |
スケジュールの安心感 | 個人の方の状況に左右されやすい | クリエイターの自己管理に依存する | チーム体制のため遅れが出にくい |
その他のデザイン | イラスト単体が基本 | イラスト単体が基本 | チラシやWeb制作まで頼める |
契約・手続き | 人によって慣れている度が異なる | プラットフォーム側が仲介 | 契約書等手続きがスムーズ |
個人イラストレーターに直接頼む
SNSや個人のポートフォリオサイトなどを通して、個人のイラストレーターに直接メールやDMでイラスト制作をお願いする方法です。
〇 メリット
「この絵が好き!」を直接カタチにできる
「この絵柄が大好き!」「この人のファン層にアピールしたい」という場合、そのイラストレーターならではの世界観を活かした絵を描いてもらえます。仲介手数料がかからない
間に入るプラットフォームや会社がないため、制作費そのものだけで依頼できます。
× デメリット
予期せぬスケジュールの遅れが起きることも
お一人で制作されているため、体調不良や急な事情があった場合に作業が止まってしまうリスクがあります。ビジネスの手続きに慣れていない場合がある
契約書のやり取りや請求書の発行など、手続きにどのくらい慣れているかは人それぞれです。
クラウドソーシングで頼む
「クラウドワークス」や「ランサーズ」「ココナラ」などのWebサイトを通じて、登録しているクリエイターにイラスト制作を依頼する方法です。
〇 メリット
予算に合わせて広く募集できる
「〇〇〇〇円で描いてくれる人」と公募を出したり、コンペ形式でたくさんのデザイン案を募集して選んだりできます。サイト上の仕組みで取引できるため安心
お金のやり取りや契約がサイトのシステム上で完結するため、初めてでも比較的わかりやすく手続きが進められます。
× デメリット
相手のスキルや対応力を見極める必要がある
初心者からプロまで幅広い人が登録しているため、過去の実績や評価を自分できちんと確認して選ぶ必要があります。低価格競争による品質低下
安い予算で募集すると、経験の浅い人や質の低い提案が集まりやすくなります。仲介手数料が発生する
システム手数料や決済手数料が上乗せされる場合があります。
イラスト制作会社に頼む
イラスト制作会社にイラストを依頼する方法です。制作会社に頼むと、イラストレーターとの間に「ディレクター(進行管理の専門家)」が入り、チームで制作を進めてくれます。
〇 メリット
プロの進行管理による「圧倒的な安心感」
ディレクターが品質チェックやスケジュールの管理をしてくれるため、「イメージと違うものができた」「納期に遅れた」といったトラブルを防げます。たくさんのイラストや、さまざまな絵柄をまとめて頼める
「Webサイト用の挿絵に20点欲しい」「知育教材用に300点イラストが欲しい」など、ボリュームのある案件も一括で任せられます。チラシ作成やWebサイト制作まで丸ごと任せられる
制作会社にはWebデザイナーやグラフィックデザイナーも在籍しているため、描いたイラストを使ったチラシ作りやWebサイトの構築まで一気通貫で依頼できるのが最大の強みです。
× デメリット
個人やクラウドソーシングに比べて費用が高め
進行管理費(ディレクション費)などが含まれるため、費用は高くなります。 ただしこれは、「トラブルを防ぐための保険料」や「面倒な管理をプロにお任せする代行料」と言えます。
あなたはどれを選ぶべき?
迷ったときは、以下のチェックリストを参考にしてみてください!
「個人イラストレーター」がおすすめな人
「どうしてもこの人に描いてほしい!」という特定のクリエイターが決まっている
手数料をかけず、クリエイター本人と直接やり取りしたい
「クラウドソーシング」がおすすめな人
予算が限られており、できるだけ費用を抑えたい
たくさんの応募の中から気に入った案を選びたい(コンペ形式など)
サイトのシステムを使って手軽に契約・決済を済ませたい
「イラスト制作会社」がおすすめな人
企業のPR、広告、商品パッケージなど、失敗できない大切なビジネスプロジェクトである
大量のイラストが必要で、指示だしや進行管理をする時間・ノウハウが社内にない
イラストだけでなく、そのままチラシ作成やWebサイト制作まで任せたい
まとめ
失敗しないイラスト外注のために
初めてイラストを外部に依頼するときは、絵の好みだけで選ぶのではなく「どのように制作を進めていくか」という進行体制まで考慮して依頼先を選ぶことが成功への一番の近道です。
特定のクリエイターが持つ独自の世界観を活かしたい場合は「個人イラストレーター」、できるだけ予算を抑えつつ手軽に探したい場合は「クラウドソーシング」が適しています。そして、スケジュールの安定感やクオリティ管理、さらにイラストを使ったWebサイトやチラシへの展開まで丸ごと任せたい場面では「イラスト制作会社」を選ぶのが安心です。自社の予算やスケジュール、社内のリソースに合わせて、最適なパートナーを見つけましょう。













